2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一ヶ月経て・・・

一ヶ月を経て・・・ 一ヶ月、毎日更新を致しました。自分自身ドレス・デザイン・素材などなどに、様々な想いや願いを込めていることを実感しました。 自然の美しさや素晴らしさを洋服を通して伝える事が、ずっと変わらずに持ち続けている自分にも驚きました…

肌触りの心地よさ 初夏頃に行います「麻と綿の普段着展」では、バスタオルやタオルケットなどの生活用品も展示・販売致しております。 私自身も麻と綿のワッフルタオルを使用しております。綿のバスタオルと違い、水分を吸収した後のジメジメ感も無くサラッ…

Iラインのドレス 写真のドレスはシルクではなく、ウールで作っております。柔らかくて温かみのある風合いです。刺繍の小花を散らしています。展示会用に創りました。 ウェディングドレスというとスカートのボリュームのあるタイプが多いのですが、写真のよう…

木漏れ日 写真は、以前行いました、衣服での空間表現の作品の一つです。私はよく山を散歩します。季節ごと・時間ごとに風景は変わります。この作品は五月の新緑のある日、緑の葉の間から日の光が大地に降り注ぐ情景を洋服で表現しました(こんなドレスを着た…

素材に学びながら・・・ ネックレスからバックまで、素材の組み合わせ、大きさのバランスなど一つ一つ気にかけながら、またそれぞれに〜prana〜があり、それを感じ取りながら創り上げていきます。 ですので、作ってみなければ分かりません。合うはずと思って…

闇の中の光 写真は過去に行いました「衣服を用いた空間表現・闇の中の光」です。黒の生地をドレスに仕立て、吊り下げらるボディに纏。胸元にはガラスの小さな花瓶を下げて白い造花を挿し、ペンダントライトもいれて花に光をあてました。 この個展で表現した…

昨年の「麻と綿の普段着展」 写真は、昨年の春〜秋まで行いました「麻と綿の普段着展」の写真です。〜prana〜では、春〜秋に「麻と綿の普段着展」、秋〜春に「ウェディングドレス展」を行っております。 普段着の素材は肌触りのよい、心地よい麻や綿の生地を…

前回の個展のドレス 前回の個展で展示しましたドレスです。実はこのドレスは、お客様のお召しなさったものです。ご好意から展示させて頂きました。展示のコーディネイトは、新たに淡水パールのアクセサリーと〜prana〜のオリジナルブーケでアレンジさせて頂…

日本のお祭りから… 写真は夏の京都の風物詩、祇園祭の「船鉾」の一部分です。龍と鳥が合体したような架空の動物を螺鈿で作られています。船鉾とは船の形をした鉾です。海で泳ぐ船の状況を、螺鈿の波で表現しています。 日本では各地域ごとに、お祭りのお神輿…

空色のドレス 写真の空色のドレスとショールは、畑で種から育てた藍の葉を用いて、シルクを染め上げたものです。本当に、空から色を頂いたような色です。 この生葉で染め上げた空色は、濃い空色から薄い空色まで様々です。また、スカーフやショールの生地が…

バイオリンのブーケ このブーケを創るきっかけは、この木の枝で編んで出来たバイオリンを見つけたからです。一目見て「あ、これは!」と思い立ちました。そして、このバイオリンの色合いに合った造花を探し、このバイオリンと造花を調和させるためのリボンを…

自家製酵母のパン 昨日「造花のブーケをご紹介します」としましたが、この写真はパンです。自家製で酵母を育てていて、それを使って時々パンを焼きます。 昨日その酵母液とぬるま湯、国内産小麦粉と塩と味醂を入れて練り、湯たんぽを抱かせて発酵させました…

ピュアシルクのブーケ ドレスと同じ生地で、ブーケをお創りしております。リボンは立体的な柄の美しいレースを用いております。 生花も素敵ですがドレスの雰囲気と調和し、記念としてずっとお手元で美しさを楽しんで頂けます。ドレスと一緒にご注文頂きます…

シルク生地の造花 写真の造花は、ドレスに使用したシルクでお創り致しました。ドレスは、楊柳サテンをオーガンジーを重ね合わせたものです。ですので薔薇の花一つ一つ、楊柳サテンをオーガンジーで包み、蕾から少しほころんだ薔薇を作りました。葉はオーガン…

視点の大切さ 写真は昨年の夏、京都に出向いたときに参りました、東本願寺の正門の彫刻の一部です。素晴らしいですよね。こちらの東本願寺は様々なところに素晴らしい彫刻があります。 私はいつも一人旅です。それは言葉を発しない様々なものと心で対話をし…

完成です。 上の写真が、前日の写真のドレスからパターンを作り、シルクの生地で創り上げましたドレスです。お気づきですか?1月1日の写真「粉雪の降り積もった大地」のイメージのドレスです。粉雪をオーガンジーと楊柳サテンで創られています。 でも、もし…

前日のドレスに装飾 前日のドレスの両腕を包むような装飾を致しました。1/4では行わずに、写真の実物にシーチングという生地をあてながら、立体裁断で製作しました。ギャザーの量、大きさ、ドレスとのバランスと様々な事を留意しながら創り上げます。そして…

*[ 1/4から実物大に・・・ 1/4を基に実物大に拡大したパターンから、裁断・縫製をしました仮縫いのドレスです。 1/4の時に精密に立体裁断をしたとしても、実物大になるとシルエットのバランスやドレープのボリュームなどに変化が生じます。それをシルクピン…

平面を立体に・・・ 思い描いたドレスのデザインは平面です。それを立体にしていきます。一般的に「製図」をしてパターン(型紙)を作ります。これを「平面裁断」といいます。 ですが、プラナでは「立体裁断」で型紙を創り上げていきます。自分のイメージに…

生地がデザインを導く 展示会用にドレスをデザイン・制作を致します。その場合は「デザインありき」であったり、「素材ありき」であったり。 写真のドレスは「デザインありき」からデザインが誕生しました。光の当たり具合でシルクが星のようにキラキラと輝…

想いを込めて・・・ ウェディングドレスをオーダー頂きました新婦様へ感謝を込めまして、ドレスをお創り致しました生地で、小さなコサージュをお二つお創り致しましてプレゼント致しております。 新婦様は、ご自身のお母様や新郎様のお母様にお贈りなさった…

オーダーをなさる新婦様のお気持ち オーダーメイドのウェディングドレスはご相談や仮縫いなどをなさる為に、レンタルと違い何度も足をお運び願います。「手間がかかって、新婦様は大変な事では・・・」と思っておりましたが、新婦様全てから「このドレス創り…

デザインは授かりもの ドレスからアクセサリーまで、様々なものをデザインします。「じゃあ、デザインって・・・?」私にも分かりません。「じゃあ、どうしてこの形に作れたの?」と質問されても、はっきりした事は私にも分かりません。ただ、思い浮ぶのです…

コサージュの大切さ コサージュはドレスが仕上がってから、大きさ、お花の形、生地などを決めて創り上げます。そのコサージュがどこに付けるか、その場所によって大きさが異なります。 コサージュをどんなお花の形にするかは、花嫁様の内面がデザインされる…

オーダーメイドとは・・・ オーダーメイドというと「自分のサイズに合わせる」「自分の好きなデザインを作れる」などをイメージされると思います。それはオーダーメイドの特徴です。ですが、オーダーメイドの良さは 「気づかない・隠されたスタイルと内面の…

マリアベール シルクオーガンジーやシルクシフォンのような薄い生地に、幅の広いレースを縁取りしたものを「マリアベール」といいます。 レースは高級なケミカルレース使用しております。立体感があり、レース刺繍がとても素敵です。レースの柄や幅も様々で…

ピュアシルクについて 〜prana〜で使用するウェディングドレスの生地はピュアシルク、つまりシルク100%のです。 シルクにしか持ち得ない「光沢」「風合い」「雰囲気」があります。 時には、素材からデザインが生まれることがあります。また花嫁様お一人お一…

ドレスは、バックスタイルが大切 ウェディングドレスには、デザインの上で様々なポイントがあります。 特に、後姿は〜prana〜は大切に思っております。 チャペル、神前、人前など様々な挙式形態がありますが、全てバージンロードを歩みます。ご招待のお客様…

ドレスは、バックスタイルが大切

リングピローの正体は・・・ 花びら一枚一枚開いていくと、お花になります。その中央にリングをかけておくように、淡水パールを2つ付けています。 結婚式の当日まで、大切な指輪はお花の中に・・・ ※3月にウェディングドレス&フォーマルウェアの個展を行…